2026年1月16日

Groqのスーパーパワー

出典: @GroqInc

Nikkeが速いのは、アップロード・サーバ起動・AI推論の3つが「待ち時間ゼロ」でつながっているからです。音声が届いた瞬間に処理が始まり、サーバが即応し、専用チップが高速にテキストを生成します。この”待ち時間の積み重ね”をなくした設計が、体感的な速さを生み出しています。

NikkeではGroqのLPU(Language Processing Unit)という専用チップを使っています。通常のGPUと比べて、データの読み込み速度が40〜60倍も速いのが特徴です。AI処理の大部分はデータの読み込みに時間がかかるため、ここを高速化するだけで全体の処理時間が大幅に短縮されます。

一般的なGPUは多数の小さな処理ユニットがバラバラに動くため、処理の順番待ちや渋滞が発生します。一方、LPUは全体が一斉に同じ動きをするため、渋滞が起きません。その結果、チップの性能を90%以上フルに活用できます。またLPUはデータを直接読み込む設計のため、処理時間が毎回ほぼ一定です。GPUでは状況によって処理時間が20〜30%変動することがありますが、LPUではそれがありません。リアルタイム処理において、この安定性は非常に重要です。

LPUは汎用的な処理ではなく、AI言語処理に特化した設計になっています。処理の流れがあらかじめ決まっているため、余計な判断や準備が不要で、最短ルートで処理が完了します。これにより、1文字あたりの処理時間が極めて短くなっています。